外部監査人とは
弊事務所では、技能実習監理団体の外部監査人業務を承ります。
監理団体は、外部役員または外部監査の措置を実施する必要があります。これは監理団体の実習実施者に対する監査等の業務が適正に実施されているかの監査を、法人外部の視点で行う法定のものです。(技能実習法25条1項5号)
弊事務所の行政書士は入管業務を専門としており、技能実習制度を導入している貴社の外部監査人として適任です。
技能実習法は不正行為に対するペナルティーが非常に重いことが特徴です。なかでも監理団体の運営にはさまざまなルールが定められていて、法令に沿っていない場合には、厳重なペナルティーが科される可能性もあり、監理団体の存続に関わる事態となり得ます。
そのようなことを避けるためにも、関連する法令に詳しい弊事務所の行政書士への外部監査人業務の委任をおすすめします。
外部監査人の業務
外部監査人は対象の事業所について監査等の業務の遂行状況を3ヶ月に1回以上確認し、その結果を記載した報告書を監理団体へ提出します(技能実習法施行規則30条6項1号)。
また、監理団体が行う実習実施者への監査に1年1回以上の頻度で同行し、その結果を監理団体へ提出します(技能実習法施行規則30条6項2号)。
【監理団体の監査業務遂行状況の監査:3ヶ月に1回以上】
- 責任ある役員または監理責任者から報告を受ける
- 監理団体の各事業所の設備の確認
- 監理団体の各事業所の帳簿書類の閲覧
- 上記の結果をまとめた報告書を作成し監理団体へ提出(第4-12号様式)
【監理団体が行う実習実施者への監査に同行して確認する:1年に1回以上】
- 技能実習責任者及び技能実習指導員からの報告
- 技能実習生との面談
- 設備の確認および帳簿書類の閲覧
- 宿泊施設その他の生活環境の確認
- 監理団体による監査の実施方法が法令に則って適正かどうか
- 上記の結果をまとめた報告書を作成し監理団体へ提出(第4-13号様式)
外部監査人の標準報酬
種類 | 料金(10%税込) |
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年間契約 | 528,000円/年~ (技能実習生の人数により変動あり) |
条件(概略) | 定期監査 4回/年 + 監査同行 1回/年 臨時の監査あるいは追加監査は、別途お見積りします。(79,200円/1回~) 実費請求:監査現場への交通費、郵送費、コピー費用 |